友引とは
カレンダーを見ながら、本日は友引だな~ってことで
今日は友引について調べてみました。
「友引」は、「ともびき」や「ゆういん」と読みます。
はじめは同じ読み方の「共引き(ともびき)」と表されていたと言われています。時代変遷の中で、陰陽道にあった「友引日」と混同されて、現在の漢字が当てはめられるようになったのだとか。
実は、読み方の違いでも意味が違うようです。
「共引き」と表記していた時には、「共に引き合う」「互いに勝ち負けなく、引き分ける」などの意味合いが大きかったようです。勝負事の決着がつかず面白くないので、賭け事や勝敗を決める際には、避けられるタイミングでもあったのだそう。
「友引」という漢字の場合、文字の印象も伴って「友を引きこむ」などと解釈されるようになっていきました。「良いことも悪いことも引き合う」「友を引き寄せる日」など、慶事にふさわしい日柄であると広く認識されるようになりました。
そして、時間帯によっても吉凶が変わるそうです。
「友引」の場合、朝夕は吉ですが、昼間の11時~13時は凶。その理由について正確な記述がありませんが、凶にあたる2時間は「午の刻」であり、時間の吉凶を表した伝来時の名残と言われているそうです。
自分は友引は縁起が良くないと思っていたので、印象が大分変わりました。
友引には、どんな行事ごとが適切なのかも調べてみようと思いました。
2022年3月10日